幽霊再び  
 

2006-10/8 (Sun)

 
 

もう夏も終わったと言うのに幽霊話。

その前に幽霊についてはその昔、非常に稀有な体験があった。これは私のHPの2002年3月29日を参照願いたい。
http://www.geda.jp/diary-frame.html

今回のはそれ以来の体験である。

単身赴任宅で一昨日寝ていてたら、明け方金縛りにあった。目を窓にやると、誰かがこちらを見ている。ちなみに私の部屋はマンションの7階だが、外にいると言うより、窓ガラスに顔が映ってる感じ。前回は色が薄かったが、今回は完全に白黒。然し今回私は以前のように動転する事なく、非常に冷静で、あ、これはまた幽霊だなと思い、だったらよく観察してやろうと言う気が起こる。

そこで、窓に映ってる?顔をじっとみると、全く身に覚えの無い顔。どうも男の子のよう。坊主頭である。先方もこちらを見ていると思ったら、どうも私をじっと見ていると言うのでは無く、ちょっと私の左の方に視線がずれている。従い、向こうは私の存在を特に意識している感じには見えない。

よく見ると肩に銃を抱えている(ちょっとマシンガンのようにも見えたが)。しばし(10秒くらいか?)観察していると彼は、右に動くと私の部屋に入ってきて、そのまま私に背を向け、ベランダのある窓から外を見ている。何だかその感じは郷愁を誘う寂しそうな雰囲気があった。

そこで彼の格好がはっきりわかったが、白いランニングシャツに灰色の半ズボン(要は白黒なのでそう見えた)で、肩に銃を抱えている小学校低学年くらいの男の子だ。

彼は、しばしそこで佇み、外を見ていたがそのままこちらを振り向く事は無く、やがて意を決したように、急にベランダに出るとベランダを左の方へ走って行ってしまった。

そこで金縛りが解け、色も戻った。

う〜む、何か戦時中に子供ながらに止むに止まれず、銃を持って戦わなければならず、結果不幸な戦死を遂げた子供のように思えたが、何でここに現れたかは全くわからない。

先日も寝ぼけ眼で夜、犬の散歩をしていたら、10メートルくらい先を歩いていた猫が突然消えた。たぶんあれも幽霊と思うが、いよいよこれから人生の新たな局面を迎えるのかもしれないかとちょっと期待している今日この頃です。

ワクワクドキドキ。