出初式  
 

2006-1/12 (Thu)

 
 

知らぬ間に年が明けたようだ。

次年度体制になってとりあえずまだ会社の幹部に留まった。で、年始に社長の訓示を聞く発進式てな物があって新社屋に幹部が集まったわけである。この私、まだ幹部と言っても西の一営業部長。東がメインの当社にあっては非常に肩身が狭い事も有り、目立たないように大人しく100人がとこ集まる発進式には出席したものの、一番後ろの端っこの席に座っていたのである。

で、幹部が集まりいよいよ開始と相成るかと言うタイミングで買っていた「生茶」を一口飲んだら、これがいきなり気管に!

グボァゲボアグゲィオゴゴゴゴゴゲゲゲゲゲ!

ってな擬音を思わず知れず発した私は、そのまま勢いよく口に含んでいた「生茶」を空中に向けて出初式よろしく放出した!

その異様な擬音に振り返る幹部達。空中から降り注ぐ生茶の直撃を食らい慌てふためく幹部達。一瞬その場はうろたえる幹部達の怒号と嬌声がこだました。

読者の方々にも経験はあるであろうが、異物が気管に入り咳き込んだ場合、なかなか一回ではその咳き込みは終わらない。被害を被った幹部達に侘びを入れようにも、どうにも咳き込みが止まらずお詫びにならない。タオルを取り出そうにも口を押さえているため、その行動にもなかなか移れない。あ”〜ぐるじ〜。

と言う事で内気で口下手の私、目立たないようにしていたのに、当然の事ながら新年早々一番目立ってしまったのである。

今年もなかなか刺激的な様相を呈しそうである。