ロッテ優勝で思い出した事  
 

2005-10/18 (Tue)

 
 

ロッテの優勝は見事だったね。

それで思い出したが、あの3戦目の9回裏3点差逆転と同じような出来事を私は知っているぞ。

あれは高校野球のトトカルチョに夢中だった頃の話である。試合は夏の甲子園、山陽(広島)vs葛生(栃木)の試合での話。

前回のDiaryでも話したが、その高校野球トトカルチョのルールは、出場校49校を強いと思う方から49点から1点までを順に付けていくのだが、私が付けた点数は確か山陽が16点で、葛生が37点。無論、葛生には勝ってくれないと困る試合。と言うのは私と賭けで張っているライバルは皆、私と逆で山陽の点数が高く、葛生が低い。

然るにここで葛生が勝つと勝ったチームの点数加算方式で、順位を争うこのトトカルチョであるので、ライバルにグッと差を付ける事が出来るのだ。

そして終盤まで、葛生が3対0でゲームを進めていてるとの情報入手。そう、事は私の目論見通りに進んでいたのである。それを聞いたら、確かまだ入社2,3年目であったが、私はいても立ってもいられなくなり、初めて会社を抜け出して喫茶店に入り、罪悪感に苛まれながらもTV中継を見たのである。

そしたら、9回裏ツーアウトランナー無しから4点入れられて、逆転サヨナラを食らったである。いや〜ん!

余りの出来事に、暫し呆然と椅子に深く腰掛け、放心状態のまま残ったレモンスカッシュをズーッとすすったのを覚えている。きっとズボンの前は濡れていたに違いない。

やはり会社をサボったバチがあったのだ!と確信した私はそれ以来、会社をサボる事はなくなりましたとさ。

目出度し目出度し。