宝塚記念  
 

2005-6/26 (Sun)

 
 

今日は春競馬の締めくくり、競馬のオールスターが集う宝塚記念であった。

最近は昔ほど競馬に興味はなくなったが、あのディープインパクトの出現でちょっと大レースには手を出すようになった。しかし、当てようと思うのではなく、相変わらず洒落で買っているようなもので、真剣さには欠けると言えば欠ける。

こないだの皐月賞でも、ディープインパクト−シックスセンスと言う映画の題名同士で買って見事61倍を射止めたのはDiaryでご報告した通りである。で、今回も買い方は当然馬の強さとかはそっちのけの予想であった。

今回は、宝塚とくれば例のJR福知山線の脱線事故がキーポイントであるのは言うまでも無い。宝塚駅はその福知山線にあるのは既に大阪在住1年の私、ちゃんと抑えている。であれば今回の出走馬の中ではあの大惨事を象徴する名前はやはり「ハーツクライ:心が泣く」であろう。

馬券売り場で、じゃハーツクライは良いとして、相手馬は何かと考えたが、馬名からはピンと来る馬がいない。そこであの脱線事故はいつだったかと考えた。確か4月であったが日にちが思い出せない。でも月曜と言うのだけは覚えていた。4月の「4」は4番がハーツクライだから良いとして、じゃわからんから月曜なら11日かな(実際は25日だったけど、今回は18頭立てで25番はいない)とか思ってスイープトウショウとの組み合わせ、4−11の馬番連勝(1,2着がどちらでも良い買い方)を買ったのである。

この時、ハーツクライもスイープトウショウも追い込み馬だから、今回のような強い馬が皆先行馬の場合は、前が総崩れになると面白いなとか内心思って、その馬券を買って家に戻ってきたのである。

そして競馬中継を見ていたら、井崎修五郎が私と全く同じ予想をしていた。厳密に言うと彼は馬番単勝(1−2着を順番通り当てる買い方)で私より当て方が難しいが、その分倍率も高い買い方である。また驚いたことに彼は強い人気馬が総崩れになったレースとして、昔々、私がまだ紅顔の美少年だった頃の、秋の天皇賞のトウショウボーイ、グリーングラスの例を持ち出しており、実は私も全く同様にあのレースのような展開を期待してたのである。

おまけに井崎修五郎とは皐月賞も私と全く同じ予想をしていて、着眼点は非常に私と似ている。従い彼は皐月賞も私と一緒に中穴を当てているのである。しかし、この井崎氏。どちらかと言うといつも突拍子も無い予想で、まあ当らない事の方が多く、今回彼の予想を見たとたん、ああ、そんなに何回もウマイ話があるはずは無いよなあとレース始まる前から半ばあきらめていたのである。

そしたら本当に着てしまいましたねー。結果113.9倍。井崎さんの馬単282.8倍には及びませんが、人生2度目の万馬券。当たった瞬間、思わずJR事故犠牲者の冥福を祈ってしまいましたよ。

でもローンと固定資産税と各種保険料に即消えてしまうのだな、これが。