ニールヤング(続き)  
 

2003-11/20 (Thu)

 
 

で、ニールヤングの続き

そのニールヤングは、リズムも曲もワンパターンで意味の無い冗長なソロが多く、全く自己満足なステージに見えた。また後半まで帽子を深めに被り、ご尊顔が良く拝顔できないと言う有様。おそらく今回は「Greendale」と言う架空の町をステージに仕立て、その物語を語ると言う趣向を凝らした分、英語がしっかりとわかれば、それなりに感銘を受けたのかもしれないが、なかなか理解するのは難しい。ボブディランも英語がわからなければ深い所はわからないのと似てるか。

また、私の場合クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング時代の彼が好きだったのだが、その時代の曲を全くやらなかったのも残念。アンコール3回も待って、そろそろか?そろそろか?って思ってて結果やらなかったのも消耗したぞ。

こらー、ヤング金返せ!って言いたいところだが、今回は招待なのでそれは言えない。

でも、その後やはりニールヤングに行った人間二人に感想を聞いたが、「感動した!」って、反応。う〜む、やっぱり私が既に一般とは離れた感覚なのか?

思い当たるところはある。先日話題のBeatlesの「Let it be naked」を買った。当時の「Let it be」がフィルスペクターによってかなり脚色され、ポールの脱退はそれが遠因となってるとの噂で、今回は元々ポールが考えてたサウンドを再現したと言うもの。

これも巷では「感動した!」って反応が大半だが、私の場合何だか生音に生音にって拘り過ぎてる感じで、今一つ。また曲間が短くちょっと慌しい感じを受けるのも落ち着いて聴けない。

ポールがジョンとジョージ亡き後、意固地になって作ったって気がするのは私だけ?やはり、「Across the universe」と「Long and winding road」は前のバージョンの荘厳な感じが良いと思うのだが。。。

私の感覚が一般と既にずれてるとしたら、作る曲や詩も一般ウケはしないって事だなあ。

夢の印税生活ってのは無理なのかなあ。つまらないなあ。