ギャンブル  
 

2003-6/29 (Sun)

 
 

最近ギャンブルを復活した。

高校時代から社会人の初めの頃までは麻雀、競馬、パチンコに勤しんだものだが、最近は全くやってなかった。でも、今年の初めに行きつけの美容院のマスターがガンで余命幾ばくも無く、ご本人の希望が麻雀であったので、2月、3月とそれこそ10数年ぶりに高校時代の友人と卓を囲った。でも、結局3月に卓を囲ったその一週間後に残念な事に亡くなられてしまった。でも、最後の麻雀はそのマスターの一人勝ちで、最後の半チャンも面前混一の東単騎を積もると言う、人生の最後を飾る見事な上がりであった。でも、それ以来やはり卓を囲もうとは思わないので、麻雀については既に情熱を失ってる。

競馬は、今会社で横に座っている弊社の関連会社の元取締役が無類の競馬好き。それがきっかけで今年から大レースだけは買ってきてもらう事にしている。しかし、一着馬は当てる物のヒモ(相手馬)が当たらず、結局春は今日の宝塚記念で6連敗。今日なんかは、起きがけになんだか「ミラクルランバルト」と言う言葉が頭に浮かび、馬券表を見たところ、いるではないか「ヒシミラクル」と「メジロランバート」。「ランバルト」とちょっと違うが、まずこれは神の啓示に間違いが無いと思い、オッズを見ると馬連で976.9倍。おお、千円でも約100万か!と思い、早速件の元取締役に電話をしてこの馬券を購入してもらった。

で、結果は「ミラクル」は来たが「ランバート」では無く「ツルマルボーイ」って奴が突っ込んで来た。惜しかったねー。頭に閃いたのが「ミラクルボーイ」だと良かったのか。神様、次は宜しくね。それで当たりの番号を見たら枠連が55で松井の背番号ではないかい。今日の彼の活躍(7打数6安打、一満塁ホームラン)からしたらこの当たりは当然か。これは買う前に気がつかなかったなー。でもゴール前でも昔のようには興奮しなかったなー。で、このレースでヒシミラクルの単勝を1200万円買って当てて2億円弱を手にしたギャンブラーがいるそうでないかい。当てるのも凄いが、1200万円つぎ込むってのもどういう神経か?さてはベッカムのエージェントか?

パチンコはこれも10数年ぶりに先週やった。席に座ったものの最近IT化でこのおじさんはやり方がわからない。そこで店員にあれこれ聞いてやり始めたわけである。台は昔懐かしいピンクレディーのヒット曲が流れる代物であったが、やはり学生時代、ミーちゃん、ケイちゃんの振り付けをしっかり覚えてコンパで踊ってた縁があったか、2000円費やしたところで、大当たり!で、約2000発の5000円で、約3000円の儲けってとこ。でもねー、学生時代なら兎も角、既にサラリーマン生活20年を迎えた輩には、やっぱ万の単位で儲からないと物足りないね。贅沢になってる。まあ、何時間もやってればパチンコでも10万くらいは儲かるらしいが、そんなに時間を費やす気にはならない。また大当たりになっても、やっぱ興奮はしなかったな。

と言う事で、どうやらギャンブルは熱くならない分、もう卒業なのかもね。歳取ったって事か。