至極の技  
 

2003-3/12 (Wed)

 
 

最近真面目な話ばかりで皆食傷されたかと思うので今日は砕けよう。

エレベータが開いた。中から黒い背広を着た小太りの男が一人降りてきた。他には誰も乗っていない。そこで私が乗り込むと何とエレベータの中が匂う。これは今の男が降りしなに放屁した後に違いない。

やられた!

これは人に罪を着せる至極の技ではないか。と言うのは今は私一人しかエレベータに乗っていない。しかもその残り香は強烈である。ここに誰かが乗ってくれば、エレベータの中には私しかいないわけであるから、当然犯人は私となり、その瞬間から私は非常識で下劣な中年オヤジに成り下がるのである。

こういう時に限って乗ってくるのは、うちの社員。

失注して肩身が狭いのに加えて、非常識で下劣な中年オヤジに成り下がった私に浮かぶ瀬はあるのであろうか?

誰か助けてくれー。