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2003-1/19 (Sun)

 
 

お待たせ致しました。復活です。

一昨年の帰国以来、ゴルフが全くのていたらくで100も切れないどころか、最近は120を越えてしまうような、惨たんたる結果が続いていたのを、このDairyで何回かご報告したので記憶している方も多いであろう。昨年末のM社の大先輩と後輩のゴルフでは遂に126(62、64)の大笑いの結果を出したのも記憶に新しい。

年が明けて4日に当社の取締役を一戦交えるはずであったが、ご報告した通り40度近い高熱でダウン。流石にどこかで調整の練習をせねばならないと思っていたが、その後も咳が取れない、痛風で足が痛いやらでついに一回も練習もせずに、昨日無謀にも取引先の常務、取締役、並びに4日に一緒にやるはずであった当社の取締役と接待ゴルフにそれこそ目をつむって臨んでしまったのである。

大事なお客様の前で粗相があってはならないと緊張したが、緊張したからと言って今の調子がそう簡単に治るはずも無く、出だしはやっぱり一打目チョロは当然、結果9打も叩いてしまった。

そう言えば、昨年末のゴルフのスタートホール第一打も凄かった。只でさえ、スタート時間が遅れ、何組ものパーティがスタートホールで数珠繋ぎになっている時に、前のパーティがカートのパンクでますます進行が遅れる始末。従業員の不手際もあって、後のパーティのイライラが最高潮に達しているその時、私の打順が回った。

そしてイライラ待っている20人ほどの後続組みが注目する中、私の第一打は何とわずか2センチ。空振りなら兎も角、フルショットで2センチを飛ばすと言うのはこれはもう神業に近い。

『只でさえ遅れてるのに、何やってんだこいつは!』との衆人達の嘆きと怒りのオーラを激しく感じた私は、振り向きざま「すみませんね、もう一度打ちます打ちます」と引きつった笑みを浮かべながら仕切り直し、何とか前進するに至ったがもう情けないやら、恥ずかしいやら。

話は戻るが昨日の9打の後の第二ホール。やはりここでもチョロ。そしたら見かねた取引先の常務が「体がSWAYしてるよ。打ち終わった後重心が後ろにかかったままだ。だから球の頭を叩いてチョロになる」

おお!そうか。言われてみればそんな気がする。それから後はそれを意識し打ち終わった時、重心を前に掛ける事を意識したら、それからはあれよあれよとナイスショットの連続。いつもの別人格の出現である。但し、アプローチは昨年末のゴルフで後輩Hにクラブを貸した時、愛用のアプローチクラブを元のバックに戻しておかなかったので、その分、今一つであったが、兎に角、ショットは感心されるくらい元に戻って、前半は結果49。そして後半は多少乱れたが50でまとめ、帰国以来初めて100を切ったのである。

そして、私に復活の一言を与えてくれた常務と言うのが、これまたとてもお上手で、後半は7ホールまでワンオーバー。結果41とはなったが、流石ベストスコア78を3回も出してる御仁は、アドバイスも的確だと感心した次第。

と言うわけで十分接待ゴルフとして粗相無く役目を終える事ができてホっとした次第である。しかし、前回から27打改善ってのもいつもながら極端だこと。ひとホール1.5打も違うのだからね。

でも、やっぱゴルフってほんのちょっとした事で、駄目になったり復活したりするものだと痛感したラウンドであった。だからと言って次回からもう大丈夫かと言うとそうも行かない私のゴルフなのである。