公衆の面前  
 

2002-12/8 (Sun)

 
 

最近は公衆の面前で行う行為が昔とは違ってきているようだ。

週刊文春に書いてあったが、昔は「食事、排出、性交」と言う身体的行為は「家」で行われてきたが、最近の若い人の間では、これらの行為が公衆の面前で比較的平気で行われるようになってきたとの事である。

分析では若い世代は公的な人間関係の範囲が狭く、「他人とは無関係」と言う意識がある。だから人目をはばからないとあった。

確かにそのような傾向はあるね。特に電車の社内で見かけるのが多くなった気がする。今日も電車の中でサッカー少年達が騒いでいた。ほどなくしてうまそうな匂いがするので見ると、社内でハンバーガーを頬張っていた。また、空き缶が社内に転がっているのもよく見かける。

H社のK嬢夫妻の間では、「車内での女の化粧と男のエロ本はどちらが非常識か?」が話題になったそうである。これなんかも「人目を気にしない」傾向の一つを物語るものかもしれない。

ちなみに「エロ本」と言うと昔なら特定書店でしか買えず、駅の売店では手に入らなかった奴を指したが、最近の少年雑誌はありゃ、昔なら立派なエロ本だ。従いK嬢は「エロ本」と便宜的に書かれたと思うが、これは最近の少年誌とかプレイボーイと言った駅の売店で手に入る雑誌の事であろうと思う。それだけ、異常な世の中になってると言う事か。

でも、車内で前の乗客がこの手の雑誌を読んでいると、横目で喜びながら眺めていて、内容が気に入ると思わず買ってしまう私は悲しい性の持ち主です。

そのうち車内で人が見ていても、簡易便所に用を足す奴とか、座席でいかがわしい行為に及ぶ奴が出てきてもおかしくない時代になるかもね。後者はキスぐらいならもう目撃したぞ。