ゴルフ日和  
 

2002-11/10 (Sun)

 
 

いやー、今日は高校同期のコンペであったが、実にゴルフ日和の一日であった。

だからと言ってスコアが良かったかと言うとそうもいかない。相変わらずのていたらくだ。今日も53,55の108。うーむ、帰国してから何かとこの数字のスコアが多い気がする。やはりまだまだ煩悩が捨て切れて無いと言う事か。

しかしながら今日は収穫があった。最近シャンク(シャンク:打つと球がまっすぐ飛ばす初めから右斜めの方向に球が出てしまう現象。従い右斜め角度20度から45度の方向に立ってたりすると時折球を喰らい、救急車騒ぎになる)が多く、その原因を掴めずにいたが、今日、私のシャンクを見ていた友人が、手首が返る前に球を打ってしまっていて、結果クラブのフェイスがスクエアでは無く、斜めになったままで球を捉えるためだとレクチャーしてくれた。

そうかそうか、思い出したぞ。その昔シャンクなど無く、球が今よりも伸びてた時代があったが、考えてみればあれは手首を返す事によって、スマッシュをする要領宜しく、ヘッドスピードを上げる打ち方をしていたのだ。それをずっと忘れていたよ。

一応、それを試してみたが、俄か調整なのであまり芳しく無かったが、ちゃんと当たった球はいい伸びをしていたな。でもお陰でやっと練習場行く気になったよ。深謝深謝。

この調整の結果は、また次の機会の楽しみにするとして、今日のゴルフはいつもよりはフラストレーションは少なくて済んだ。理由は勿論、高校の同期と言う気軽な面子でやった事もあるが、最終ホールでの出来事が何と言っても大きかった。

最終ホール。今日も特に何もトピックらしい出来事も無く、相変わらずくすぶっていたのである。そしてそのくすぶりに輪を掛けるように一打目は池ポチャ。ペナルティ1打払って打った3打目はあわやOB。すんでのところでセーフだったが、その場所からはグリーンまでは小高い丘に遮られ、グリーンが見えない。また、グリーンの方向に打つにはその丘の方向に打たねばならないし、その丘自体もOBゾーンなので、そのOBゾーン上空に球を打つのもかなりの冒険。木だって結構生えているし、その方向に打つのは無謀と言えば無謀。

しかし、今日のゴルフも取り立てて話題も無いし、順位ももう関係無いので、ここは駄目元でグリーンを直接狙う事にした。そしたら、丘を越え狭い木の間も無事すり抜け、見事グリーンオン。危ない危ないOBゾーン上空を越えてグリーンオンと言うのは実に気分が宜しい。

しかもこれだけでは無いのだ。グリーンオンと言ってもパットは下りの15メートル程が残り、2パットで終らせるのは至難の技であったが、今日の早いグリーンを意識し、概ねいつもの2/3程度の加減で打ったら、あれよあれよとラインに乗り、ワンパットでカップイン。いやはや池ポチャからまさかまさかのわずか3打で収めてしまったのである。(でもボギーなんだけどね)

いやー、これには久々に気分が良かったね。これだからゴルフは止められ無いってか。