迷い  
 

2002-9/10 (Tue)

 
 

この世の中に不幸な事も悲惨な事も無い。あるのはそう思う心だけだ。

と言う話をよく耳にする。要は世の中に起こることはいつも中立であるとのことだ。確かに気の持ち様であらゆることを楽しく感じて生きていく事も可能なのだと思う。それは何となくわかる。またかくあらねば、とかこうしなければと思うことによって、自分を縛りつけ自由になれず結局人は苦しむのだ。と言う論法もわかる。

自分の人生は自分が書いたシナリオで、既に起こる事は決まっているので、あとは肩に力を入れず、世の流れに身を任せるのが良い。これを「托身」と言うが、このようにできれば楽に生きられるってのも、最近そうかと思う。

でもでもでも、やっぱ生理的に嫌な物とか受け付けられない物ってあるじゃん。それがあるうちは要するに悟れて無いってことかもしれないが、それをもニコって笑って受け入れるって辛いよなあ。それを行うと冒頭で書いた楽しく生きようって事に反するし。

無論、あらゆることを楽しくする事を心がけてるが、無理にそうするのはやっぱ楽しく無いし、残りの人生楽しく生きたいよな。

嫌な事でも身を任せるか、やっぱ楽しくするために嫌な事を避けるか。ここが課題だよね。