育毛術  
 

2002-6/19 (Wed)

 
 

さて、日本が負けて平常な生活に戻れる。しかしよく頑張ったね。立派立派。

で、ここ数日話が脱線したが、頭髪情報に戻ろう。それで今日は育毛術。

よくあるのが、頭を叩いて血行を良くし、頭頂部の温度を上げる方法。確かに毛が抜けてしまう理由の一つに、頭頂部の体温低下があげられる。そこで叩く事によって頭頂部の温度を上げるのだ。先にお話したリアップの成分ミノキシジルも、血管を広げることによって皮膚温度を上昇させるので効果がある。実際に頭頂部の温度を測ってみると禿の方々は、毛のある方より温度は低いと言う研究結果がある。

それで私も、抜け始めた十数年前、クッションがついているブラシを手に入れ、朝な夕なパンパン、パンパンと励んだものである。でもね、続かないよね。下手すると炎症起すし。ちなみに、通常クッションがついてないブラシではとてもじゃないが痛くて耐えられない。無理にやると、きっと血が出るのでご注意されたい。またこの方法を長年続けて結果禿てしまった時、頭頂部がアザだらけなんて事になってる可能性も有るので、一応の覚悟は必要である。

このクッション付きのブラシは当時なかなか手に入らず、とある床屋で入手していたが、最近は普通のスーパーなんかでも見かけることがあるので、興味のある方は試されたら良い。確かに継続すればそれなりに効果はあるようである。「これで私は復活した!」てな体験談も読んだ事がある。

次に頭髪が抜けるのは、頭部の皮膚の緊張によるものだとの説。これも一理あるかもしれない。確かに私ら禿の頭は緊張している気がする。頭はつまんでも柔らかくは無い。ちなみに皮膚をつまめる所が額で、つまめなくなった所が頭だと言う説があるが、私の場合つまめなくなった所、即ち頭であったところに既に毛は無い。(;_;)

そこで、その緊張を緩和すれば毛が抜けないと言う理論から、頭に浮き輪のようなものかぶり、それに空気を入れると皮膚が緩み、頭部が緊張から開放されると言う特殊器具が昔あった。でもその付けてる格好が、ちょうど赤ちゃんの頭を格好良くするために用いるドーナツ枕のようで、何か悲しく哀れで、買うところまでは行かなかった。その最近宣伝を見ないのでもう無くなったのかもしれない。

そのような器具を使わなくても、寝る時タオルを頭にきつく縛り皮膚の緊張を緩め、育毛に勤しんでいた知合いの親父がいる。結果どうなったか今度聞いてみよう。