金縛り  
 

2002-4/9 (Tue)

 
 

その他のオカルト経験である。

おそらくは高校時代であったと思うが、自宅で寝ていると誰かに両足首を押さえつけられた感じがして起きた。そしたら金縛りになった。

足元を見ようと思うが、目が天井にくぎ付けになって動かない。そして視野の右端に何やら白いものが動いている。

うー、とか唸っていたらやがて金縛りが解けたわけであるが、その瞬間それまでセピア色であった景色に色が戻ったのを覚えている。今思うとこないだの経験(3月29日のDiary「幽霊」参照)と同じく、これもチャンネルが変わったと言う感じ。思い起こすとどうもこれが最初の金縛り体験であったと思う。

その後金縛りには何度か会ったが、先日の日記にあるような激しい経験は無い。強いて言えば、妻のおじが無くなった時金縛りにあった話が少し面妖である。

この話、米国駐在中であったが、いつものように深夜曲を作っていると、突然灯りがフ〜っと弱くなり消えかかった。もし電力供給が弱くなったのであればオーディオの電気や、他の照明も同じように消えかかるはずであるが、この時は横にあった電灯のみがそうなったのである。

その時、誰かが後ろにいるような感じがして、気味が悪くなり、興が乗っていた創作活動を中断して床に付いたのであった。そしたら金縛りにあった。その時は誰かが私の顔の上から覗き込んでいる気配を感じたのと、どういうわけか子供が遊んでいる声が聞こえた。

起きて妻にその旨を伝えて、冗談めいて「誰かが亡くなったかな?」と言ったら、翌朝日本から電話があって、おじが亡くなったとの知らせ。亡くなった時間を聞いたらちょうど電灯が消えかかった時間。

また、やはり米国駐在中に明け方、ベットの元に黒い影が佇んでいるのを見た時、やはり妻のおじが亡くなっていたという事もあった。

だからと言ってしょっちゅうこのような事があるわけでは無いですが。あったら疲れるだろうな。こないだの出来事以来、やはり実家で寝る時は気になるものね。