幽霊  
 

2002-3/29 (Fri)

 
 

凄い体験をした。ある意味では待っていた体験でもあった。そうモロに出会ったのだよ。幽霊にさ。

実は私はこの手の体験は初めてでは無いが、今回単に見ただけではなく、その感触まで味わったので、その臨場感はいやー、もう興奮。早速話そう。

昨日目黒の実家で寝ていたところ、明け方夢を見た。その夢はやはり私が寝ている夢であったのだが、白いシャツ着て結構長髪の男が、私が寝ている部屋に入ってきて、私の脇に立膝になって立っている。どういうわけか顔は暗くてわからない。するとその男が私の胸の上に覆い被さってきたのである。

そこで金縛りにあって目が醒めた。そしたらだよ、君、本当に男が私の右胸に顔を埋めて覆い被さっている!夢の延長かと思うだろうが違う。夢で出てきた部屋では無く、正真正銘今自分が寝ている部屋!これは現実!

その男は何をするわけでもないのだが、ただ私の右胸のところに顔を埋めている。その重さから今思えば、本当の人間が乗っていると思っても良かったが、どういうわけか、その時ははなから幽霊だと感じた。

驚きはしたが不思議と恐怖感は無い。かなりの圧迫感で胸が苦しくなってきたので、とりあえずもがき始めた。しかし体は動かない。動かない理由が金縛りと言うより、やはりその男が上に乗ってるためのような感じがして、思い切り力を込めてその男をどかそうと「バカヤロー!!」って怒鳴ったら、いきなり体が動き、その男を右手が払いのけたその時、なんとその男は宙にスーッと浮き上がると(この時気付いたが確かに足が無い!と言うより上半身だけ)全体の輪郭はそのままで、体が分裂するようになって、銀色に光り、宙に吸い込まれるようになって消えてしまった。

その瞬間、どちらかと言うと暗い感じの光景だったのが、一変して夜明けの前の明るさの光景に変わった。よく霊能力者が言うがチャンネルが変わった感じ。正にそういう感じである。あの世に通じる世界から現実に帰ったと言うか。

しばし呆然としてたが、早鐘のようになる心臓。破裂するかと思いましたぜ。

いやー、幽霊が乗ってくると言う話は今まで聞いた事はあったが、このように体験するとその物質感は人間と同じ。髪の毛もそのまま。結構重たい。非常に貴重な体験をしてマジに感動した!

じゃ、あれは誰だったかと言うと、なんだか絶倫隊のギタリストの風貌に似てたな。そうか、ついにあいつはくたばったかと思ったが、今日留守電が入ってたので生きてるらしい。それとも生霊かな?

これでで、やはり昨日くたばってたなんて話になるとこの留守電がますますオカルト。早速電話したが誰もでないなあ。本当に生きてるのかなあ。6月17日に絶倫隊のライブが決定したと言うのに。おい!ジーザス石川!くたばるのはまだ早いぞ!