O氏ご夫妻  
 

2002-2/1 (Fri)

 
 

今日は以前仕事で一緒になった方々と深夜まで親睦を深めた。もう10年も前の話であるが、その仕事は正に過酷極まれる仕事であって、やはりその時同じ釜の飯を食った面子とは以心伝心。言葉以上の物がそこには存在するのである。そこでちょっとここ数日はリクエストも有り、その方々の事を思い出してまとめていく事にする。

そこで、やはり話題となるのはM社のO氏のことである。O氏とはどうやら深い因縁で結ばれているようで、その過酷な仕事を一緒にしたのは元より、米国でも私の上司として君臨していたし、私の娘が奥様の学校へ、O氏の息子が私の学校へとなったのも奇遇と言えば奇遇である。

且つ、本日のこの親睦会を一人だけ先に帰ったのであれば、ここに赤裸々な事実を書かれても致し方無いと思うわけで、それなりの覚悟はしていると思われる。従い、ここは思い残すこと無くしっかり書かせて頂く。

まずはM社のトイレでのO氏ご夫妻の逸話から始めよう。

まだ私が新入社員の頃、トイレに行こうと廊下に出て、左折したらそこには当時付き合っていたミスター難解ことO氏とミスダイナマイトバディT嬢(後のO婦人)が、トイレの前でどうやら痴話げんかのまっ最中。

その時のシチュエーションときたら、T嬢をトイレの前の壁に立たせ、O氏が両手を壁についてその間にT嬢をはさんで逃げさせないようにしていると言う、発情して周りが見えなくなった二人にしかできない、オフィイスの中ではあるまじき非常識なもの。

ううう、これではトイレに入れない!!

左折した途端、その光景を間のあたりにしたまだ童貞だった私(ウソ)は思わずビビッて反射的にUターン。まったくもー、ショックでちびるところでしたぜ。

その二人も見事結婚し、今や誰も入りえない(昔からですが)二人の世界を築かれたようで正に慶賀の至りです。良かった。良かった。

そう言えば、このご夫妻のお宅は玄関から入るとすぐにベットが置いてあり、帰宅後すぐ臨戦体制に入れると聞いたが,今度ほんとかどうか確かめに行かねばならない。