ドジ  
 

2002-1/25 (Fri)

 
 

昨日「勘違い」の話を載せたら感想が来た。そこに載ってた勘違いの話が笑えたので紹介しておこう。Kさん。ちょっと失礼して引用します。

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うちのダンナの両親の勘違い話。うちのダンナ、本当は1961年の3月16日に生まれたそうなのですが、ご両親は「3月生まれだと同級生の中でも成長が遅い方になってしまうのでかわいそう」と考え、次の学年に入れるようにわざわざ出生届けを遅い日付で出そうとした。こういうことをする親は意外と多いそうですが、ダンナの両親は学年の区切りが4月2日であることを知らずに「4月1日生まれ」で出してしまった。というこで、単に誕生日が嘘の日付になっただけで学年は1960年度の最終日に生まれた子、ということになってしまったとのこと。(原文まま)

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いや、この話、結果変えた誕生日がエイプリルフールってのもまた奥が深いね。これが何故笑えるかと言うと,良かれと思ってやったことが結果徒労だったってこと。世の中一所懸命考えてやったことが、結果逆効果だったって話、結構あるよね。

そこでこの類の思い出が無かったかと考えていたら、思い出した話。

ある電車で、テカテカのグリースで固めた超長いリージェントに、革ジャンと言う出で立ちで、バシッと決めた若いお兄ちゃんが乗って来てドア際に立った。そしたらドアが閉まる時、その長く決まったリージェントが何とドアに挟まれてしまった。

最初この兄ちゃん、焦って一瞬抜こうと試みたが、抜けない。こりゃやばい、反って騒ぐとかっこ悪いと思ったか、その直後彼が取った行為は抜くのを止めてドアに頭を付け、寝たふり。

これもある意味では一所懸命やったことが結果逆効果だったって事。でもこの笑いは「勘違い」でも「徒労」にあるのでも無く、単なる「ドジ」。こう考えると笑いのパターンはいろいろある。そうおかしな体験談。あなたにもあるでしょ?

隠さないで感想下さい。お待ちしてます。geda@geda.jp