兵(つわもの)  
 

2001-12/13 (Thu)

 
 

兵どもが夢の後

例え、昔昔の自分が栄華を誇っていた頃の環境を作り上げることができたとしても、もうそれはその時のままでは無い。人も物も変わってしまっている。いくら同じように作り上げたとしても、それはきっと虚しいだけ。二度と同じ時は有り得ない。

人との関係も同じ。もし、同じ二人が出会えたとしても、それはもうあの時の二人では無い。

人生はどうやら昔を振り返らず、ただひたすら前を歩むしかないようにできている。万物は流転する。

だから昔を懐かしがるのでは無く、新しい環境や関係を求めていくしかない。例え同じ人間との関係が続いたとしても、その度に新しい環境や関係を築き上げることがきっと最も大事で、それができなければ意味は無い。

あの頃は良かったなどと思ってるうちは進歩は無い。忘れることは確かに辛いけどね。