ジョージ  
 

2001-12/1 (Sat)

 
 

昨日、ビートルズのジョージハリスンが死んだ。享年58才。もうガンで危ないと聞いていたので覚悟はしていたが、やっぱりとても悲しい。

実は私は生粋のビートルマニアである。ビートルズがまだ現役であった小学校5年の時から聴いているのである。特にジョージの曲は独特の雰囲気が有り、レノン/マッカートニーの方が世間では断然有名だが、私は好んでジョージの曲を聴いたものである。彼はコンポーザーとしても十分一流であるのに、どうしてもジョンレノン/ポールマッカートニーと言う二人の天才に囲まれてしまっては影が薄くなり、実力以下の評価しかされていないように思われ、ちょっと気の毒であった。

でもジョージよ。私はあなたが作る曲がとっても好きだったよ。高校時代バンドを作って最初にやった曲が「While My Guiter Gently Weeps」で、あのクラプトンのソロを夢中になってコピーしたものだった。落ち込んでいる時に突然スピーカーから流れてきた「Something」のメロディーの美しさに思わず涙したこともあった。そしてあなたがビートルズの亡霊から脱却して初めて独り立ちしたソロアルバム「All Things Must Pass」は出色だったし、その中の私の大好きな「Isn't It a Pity」を91年の東京公演で最後の曲としてやってくれた時は、本当に感動したよ。

今まで素敵な曲を捧げてくれて本当に心から感謝している。こうやって私がホームページに作品を載せたりできるのも、ある意味ではあなたが育ててくれたからだよ。

安らかに眠ってください。改めてありがとう。

合掌