獅子座流星群  
 

2001-11/21 (Wed)

 
 

見ました?獅子座流星群。荒川の河川敷からは結構良く見えました。確かに10秒も待っていると必ずかなり明るい奴が見れるのですから、稀有な現象でしたね。でも「流星雨」って感じではなかったけど。

なんでも、獅子座流星群の元となったテンペルタットル彗星は33年周期でいらっしゃって、その度にチリを残すわけですが、今年の場合そのチリの塊は年代別に言うと1699年物、1767年物、1866年物だったそうです。

要は地球がその軌道上にある毎年年代の違うチリの塊を通過するために起こるわけですが、年代別に分かれてるという点ではなんだかワインのようですね。

従い、

「いや〜、やっぱ1699年物は寝かせただけあって、芳醇度が高く、流星の輝度も明るいねー」

とか

「1866年物は、彗星の当たり年で、ガスの噴出が甚だしかった分、流星痕がまったりとしている」

とかを流星をみながらつぶやくと、回りの人から尊敬の眼差しで見られるか、怖がられて逃げられるかのどちらかです。

来年も結構いけるんだそうですよ。