テロ  
 

2001-11/13 (Tue)

 
 

またニューヨークで旅客機が墜落した。テロとの関係は不明だが、いずれにせよ一体どうなっているのか。確率的に言ってそう何度もアメリカで、それもニューヨークで飛行機が落ちる事は無いと思うので、やはりこれもテロか、もしくはそれに便乗した輩の犯行ではないか?だとしたら、本当にやるせない。またニューヨークにいる知合いの心中を察するに余りある。

こないだの9月11日のテロの時にも思ったが、「目には目を」的な対応は結局、新たな憎しみを生む。確かに肉親を犠牲になった人々は忸怩たる思いはあるだろうが、どこかで止めなくては結局不毛だ。そのためには、皆がこの悪循環を止めようと思う必要がある。

とは言っても、自分に何ができるか?これはこれで難しい。ひとつ言えることは、目を背けないこと、他人事とは思わないことか。それにより自ずと自分がなすべき事が見えてくるのだと思う。

それと必ずこういった時に発生するのが、愉快犯、便乗犯の類。炭疽菌をまねた白い粉を送るなんてのは、もう言語同断。隠れたところから人々が混乱しているのを見て楽しんでいる。火に油を注ぎ、人心を惑わすと言う点では彼らも同罪だ。何が面白いのだろう?

でも、みんなアメリカに目がいってるが、アフガニスタンの一般市民だって溜まったものでは無い。義援金を募ったところ、米国テロのウン分の一しか集まらなかったとのこと。この辺りも納得がいかない。アメリカなら可愛そうでアフガニスタンはそうではないのか?もっと言えば、世の中不幸な境遇の人は五万といる。目を向けるべきは他にもたくさんある。かと言ってすべての人を幸せにする方法もまた難しい。これはおそらく物質的な観点からでは無く、精神的な観点からの探求が不可欠と思っている。

自分がとりあえず明日の暮らしを心配せずに、何過不足無く暮らせることに感謝せねば。そして果たして何が自分にできるのだろうと思う。さて。。。